• 本

介護保険を告発する

ゆたかなくらしブックス No.5

出版社名 萌文社
出版年月 2001年9月
ISBNコード 978-4-89491-027-0
4-89491-027-6
税込価格 2,420円
頁数・縦 261P 21cm

商品内容

要旨

施行後の介護保険を各現場から告発。何が起きているか、問題の原因はなにか、見直しと改善を提起して問いかける。

目次

第1章 構造改革のさきがけとしての介護保険
第2章 現場から告発する介護保険の実態(本来のヘルパー業務に専心できない―介護保険で変質するホームヘルパーの仕事
あきらめない、流されない、燃え尽きない―制度の矛盾が噴出したホームヘルプ
このままでは事業の継続は困難―デイサービスの薄氷を踏む日々
「終の住処」を追われる人々―生活施設から「介護」に特化した施設へと変わった特養ホーム
社会的入院は解消されたか―介護保険導入の福祉・保健・医療政策・援助者への影響
本当に必要なのか、要介護認定―要介護認定の実態と問題点
1つのサービスのために30枚もの書類が必要―繁雑な手続きにふり回される利用者
限定的な保障では、国民の生活はまもれない―介護サービスの支給限度額の問題点―ケアマネージャーの実態はこれほど厳しい―ケアマネージャー609人の証言から)
第3章 失われようとしている社会福祉の公的責任(社会福祉の公的責任を凍結させない!―介護保険法実施後の市町村の介護保障責任
川崎市でのとりくみの経過と到達点―介護保険と「福祉の措置」をめぐって)
第4章 介護保険の現状と改革の課題

著者紹介

伊藤 周平 (イトウ シュウヘイ)  
九州大学大学院人間環境学研究院助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)