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マルクス派の革命論・再読

出版社名 社会評論社
出版年月 2002年3月
ISBNコード 978-4-7845-0849-5
4-7845-0849-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 236P 20cm

商品内容

要旨

本書では、マルクス、エンゲルス、トロツキーの革命論を中心的主題として討究する。最近年、マルクスの未来社会論の構想をアソシエーション論として再発見する研究が進展し、新境地が開かれつつある。そのアソシエーション論と相即する社会革命論の原型を掘りおこすことが、本書の最たる課題である。

目次

1 マルクス、エンゲルスの革命論再考(一八四八年革命期の永続革命論
後期マルクスの社会革命路線の追求
晩年のエンゲルスの陣地戦革命戦略の探索)
2 トロツキーの革命論と問題構制(トロツキーの永続革命論の再検討
トロツキーのソ連論の意義と限界―『裏切られた革命』を中心に
二〇世紀社会主義の挑戦と破綻)

著者紹介

大薮 龍介 (オオヤブ リュウスケ)  
福岡教育大学教授。1938年福岡県三潴郡生まれ。1961年九州大学法学部卒業。1970年九州大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)