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超皮質性失語

出版社名 新興医学出版社
出版年月 2002年3月
ISBNコード 978-4-88002-449-3
4-88002-449-X
税込価格 4,180円
頁数・縦 272P 21cm

出版社・メーカーコメント

超皮質性失語とは,発話・書字などの障害と比べ復唱能力が保たれている症候群です。本書は,超皮質性失語の専門書である『Transcortical Aphasias』(Marcelo Berthier著)を完全翻訳。医師,言語聴覚士をはじめ,失語症にたずさわる方々に一読をお勧めします。……著者は,超皮質性失語の良好な復唱が,右半球の機能媒介によるのではないかという古い仮説を再生させ,さらには超皮質性運動失語の薬物療法の可能性について,前方病変による超皮質性感覚失語の存在について,2種類の超皮質性失語のそれぞれにさらに複数の亜型が存在する可能性について,自動的発話,プロソディ,および反響言語の神経基盤とそのメカニズムについて,等々の興味ある失語学のテーマに踏み込んでいく。本書は超皮質性失語をめぐる20世紀の神経心理学の集大成としての意味づけも可能であろう……(訳者あとがきより抜粋)