• 本

戦後日本の看護改革 封印を解かれたGHQ文書と証言による検証

出版社名 日本看護協会出版会
出版年月 2003年9月
ISBNコード 978-4-8180-1015-4
4-8180-1015-4
税込価格 8,800円
頁数・縦 374P 26cm

商品内容

要旨

筆者らが看護の戦後史を書いた動機は、21世紀の看護を担う看護師の方々に、戦中、戦後はどのような時代であったか、看護の状況はどのようなものであったかを知って欲しいからである。また、看護改革に参加した人々の生の声を聞き、当時の人々によって書かれた史料を繙き、その時代の看護を実感して欲しいからである。現在の恵まれた看護環境がどのような過酷な状況のなかから生まれたかを理解することによって先人の努力を知るとともに、今の看護が直面している問題がどこから生じたかについて考えてもらいたい。そして、日本の現状にあった看護について真剣に考え、さらなる看護の発展と専門職化を目指して欲しいものである。

目次

第1部 概論編(看護改革へのプロローグ
看護改革に参画した人々
看護政策の策定過程と看護改革
看護改革の地方への浸透
看護改革のもたらしたもの)
第2部 史料編

著者紹介

ライダー島崎 玲子 (ライダーシマザキ レイコ)  
高知県に生まれる。大阪赤十字高等看護学院卒業、Columbia University Teachers College卒業(B.S,M.ED(看護教育学)、Ed.D(教育学))。NY市St.Lukes Hospital,北里大学看護学部教授、東海大学健康科学部看護学科教授、川崎医療福祉大学保健看護学科教授を経て、現在、青森県立保健大学看護学科教授
大石 杉乃 (オオイシ スギノ)  
静岡県に生まれる。東京大学医学部附属看護学校卒業、日本大学文理学部(史学専攻)卒業、北里大学大学院看護学研究科修士課程(基礎看護学)修了(看護学修士)、北里大学大学院看護学研究科博士後期課程(看護情報管理学)修了(看護学博士)。慈恵看護専門学校専任教員、東京都立豊島看護専門学校専任教員、東京都立医療技術短期大学看護学科講師、東海大学健康科学部看護学科講師を経て、現在、北里大学看護学部非常勤講師、順天堂大学医学部医史学研究室研究生(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)