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聞こえない部屋 マルローの反美学

叢書言語の政治 13

出版社名 水声社
出版年月 2003年12月
ISBNコード 978-4-89176-501-9
4-89176-501-1
税込価格 2,750円
頁数・縦 172P 22cm

商品内容

要旨

マルローは、文学と芸術に真実を求める。神と「人間」が死んでも、モダンの偉大な計画の興味が失われても、世界は、尻尾も頭もなく、自身の屍をかじりながら、生き延びる…吐気をもよおさせる無為への唯一の挑戦…すべての「作品」からわき上がる“金切り声”は、われわれを恐れおののかせ…。

目次

終わること、始まること
腐敗の場
激しい恐怖
失われた声
死に瀕した自己
私、事実=つくりもの
場面
戦争
金切り声

交感

著者紹介

リオタール,ジャン=フランソワ (リオタール,ジャンフランソワ)   Lyotard,Jean‐Francois
1928年に生まれ、1998年に没す。1950年フランス海外県東アルジェリアのリセの哲学教師に着任したあと、1959年からソルボンヌの講師となり、その後ヴァンセンヌ実験校(のちにパリ第八大学になる)に移り1987年まで哲学科の助教授・教授を務める一方で、カルフォルニア大学アーヴァイン校の哲学教授や彼自身が設立のメンバーとなっていた国際哲学学院の院長も兼務した。現象学からポスト構造主義やポスト・モダンと言われるまでの多数の著作がある
北山 研二 (キタヤマ ケンジ)  
1949年生まれ。東京外国語大学修士課程修了。現在、成城大学文芸学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)