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メディアが市民の敵になる さようなら読売新聞

出版社名 現代人文社
出版年月 2004年8月
ISBNコード 978-4-87798-222-5
4-87798-222-1
税込価格 2,090円
頁数・縦 270P 22cm

商品内容

要旨

新聞記者の“言論の自由”を奪うのは誰か。「こんな言葉を向けなければならないのは、ほんとうに残念だ」ジャーナリズムを忘れた現代のメディアを考える。「9・11」、ブッシュの戦争、「北朝鮮」・拉致、有事法制、憲法9条、警察不祥事、少年事件、犯罪被害者、恵庭冤罪事件、メディア法規制…。「問題の報道」をリアルタイムで検証・批判。

目次

第1部 現場で考えた’99〜’03報道検証(全日空機ハイジャック―主体性のない実名報道転換
「オウム進出」トラブル―メディアが煽った「住民不安」
神奈川県警不祥事―“根腐れ”は全国警察もメディアにも
「オウム訴斥」報道―新・破防法に手を貸すメディア ほか)
第2部 翼賛化するメディアと記者職剥奪(拉致一色報道が隠す“未清算の過去”―日朝交渉はいかに報じられてきたか
新聞記者の“言論の不自由”を考える
“居直りのナショナリズム”に負けない)
さようなら読売新聞―あとがきに代えて

著者紹介

山口 正紀 (ヤマグチ マサノリ)  
「人権と報道・連絡会」世話人、ジャーナリスト。1949年、大阪府生まれ。1973年、読売新聞入社。宇都宮支局、甲府支局、東京本社地方部、婦人部・生活情報部、情報調査部、データベース部などを経て2003年12月末退社。以後、フリージャーナリストとして活動。97年から『週刊金曜日』に「人権とメディア」を隔週連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)