• 本

史料北海道監獄の歴史

出版社名 信山社
出版年月 2004年11月
ISBNコード 978-4-7972-9128-5
4-7972-9128-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 154P 26cm

商品内容

要旨

本書は二五年前に刊行した拙書『北海道行刑史』(図譜出版)および近年刊行の『博物館 網走監獄』(網走監獄保存財団刊)に収録できなかった史料の一部を、まとめたものである。すでに百年を大きく過ぎ去り、互いに関連をみる樺戸・空知・釧路・網走・十勝など、北海道全域にわたる囚徒の足跡をみつめ、網走監獄保存財団の研究事業の一つとしてまとめた。

目次

第1章 幕末維新期の蝦夷島の警固と治安
第2章 北海道集治監系を中心とした史料と論考
第3章 北海道各集治監の開拓業績
第4章 北海道各集治監の改廃と獄情・地域の変化
第5章 北海道庁系監獄署を中心とした史料と論考
第6章 監獄史からみた北海道行刑の回顧

著者紹介

重松 一義 (シゲマツ カズヨシ)  
愛媛県松山市出身・中央大学法学部卒業。法務省矯正研修所教官(行刑史・少年保護史)・青山学院大学法学部講師(刑事政策)・東洋大学法学部講師(刑事政策・日本法制史・法史学)・中央学院大学法学部教授(刑事政策・日本法制史・法学)・比較文化研究所長・国際交流委員長などを歴任、退職後、慶応義塾大学大学院法学研究科演習のプロジェクト科目(明治期の刑罰)担当講師などに招かれ出講、日本刑法学会員・法制史学会員・裁判所調停委員・福岡県警察史編纂顧問・網走監獄保存財団顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)