• 本

コルドバをあとにして

出版社名 さ・え・ら書房
出版年月 2005年2月
ISBNコード 978-4-378-00789-2
4-378-00789-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 319P 20cm

商品内容

要旨

十七世紀のスペイン・コルドバ。カトリック教会の異端審問の嵐が吹きあれる中、父を殺され、母を投獄され、弟を黒死病で失ったユダヤ人少年カルロスは、ふるさとの地をあとにする。母をかならず救出すると決心した彼をささえるフランス人画商、男気あふれる船長、そして年老いた召し使い。民族・宗教をこえてさしのべられた彼らの手は、カルロスのゆくてを照らす。

著者紹介

オルガッド,ドリット (オルガッド,ドリット)   Orgad,Dorit
ナチス政権下のドイツに生まれ、1939年、2歳の時、家族とともに現イスラエルに帰還。ヘブライ大学にて経済学、社会学を修め、教師およびジャーナリストになる。その後バル・イラン大学にてユダヤ哲学博士号取得。50冊の著作のうちのほとんどが、イスラエル国内テレビ、ラジオで脚色放送され、各賞受賞
樋口 範子 (ヒグチ ノリコ)  
1949年生まれ。立教女学院高校卒業と同時にイスラエルに渡り、二年間キブツ・カブリ・アボガド園で働く。帰国後、山中湖畔児童養護施設保母、パン屋を経て、現在は同地で喫茶店を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)