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日本を変えるプランB

出版社名 関西学院大学出版会
出版年月 2005年10月
ISBNコード 978-4-907654-80-1
4-907654-80-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 195P 20cm

商品内容

要旨

関西学院大学・村尾信尚教授の呼びかけで、2003年11月「もうひとつの日本を考える会」はスタートした。今の日本はいたるところでイエローカードを突きつけられているが、それに対する答えは今まで歩んできた道の延長線上にはなく、べつの道を行かなければならない―そう考え集まったメンバーは、職業や立場は異なっても「もうひとつの日本」というただ一点を軸にして語り合い、議論を通じて生まれた共有ヴィジョンは「プランB」と命名された。本書は、2005年まで10回にわたり行われた議論をベースに、各メンバーが自分自身の「プランB」を論文や鼎談のかたちでまとめたものである。

目次

総論 日本を変えるプランB
司法の大改革期を迎えて―この改革のめざすもの
マーケット・マインド―市場化と社会構造の変化
NPOの可能性―ボトムアップ社会の形成
女性によるNPOと名古屋市の協働事業
環境成長経済―豊かな明日を実現するために、日本がとるべき戦略
いまなぜ美術が必要なのか―日本の文化政策への一提言
財政再建へのロードマップ―次世代のために
鼎談 われわれにできること、しなければならないこと(逢坂誠二+大西健丞+村尾信尚)

著者紹介

村尾 信尚 (ムラオ ノブタカ)  
1955年岐阜県高山市生まれ。一橋大学経済学部卒業後、大蔵省(現財務省)入省。95年三重県総務部長として北川正恭知事のもとで県庁改革に取り組む。大蔵省主計局主計官、財務省理財局国債課長などを経て、2002年環境省総合環境対策局総務課長。同年12月退官し、03年10月より関西学院大学教授。市民からの行革を訴え、01年納税者のための行革推進ネットワークWHY NOTを設立。03年には視点を変えて新しい社会をデザインしようと「もうひとつの日本を考える会」を結成、座長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)