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死と生をめぐる思索 石となった死

出版社名 清流出版
出版年月 2006年2月
ISBNコード 978-4-86029-154-9
4-86029-154-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 274P 19cm

商品内容

要旨

死を考えることは、すなわち生を考えること。科学者として永年「死」と関わってきた著者が、死者を思い、その「死」を通して人間の生を考える。

目次

第1章 死に神が見えた頃―戦死体の個人識別とエンバーマー
第2章 死んだものが、どのように蘇るか―自然界における死と再生
第3章 死がはるかかなたに見えた時代―幼時より中学生時代まで
第4章 死と隣りあわせた時代―戦中・戦後混乱期
第5章 死に囲まれた時代―「もはや戦後でない」社会に生きる
第6章 死を遠ざけた時代―繁栄し続けた社会に生きる
第7章 死の足音が聞こえる時代―そして、現況
終章 死に神が隣家の扉をしきりと叩く―老いの中にいて

著者紹介

香原 志勢 (コウハラ ユキナリ)  
1928(昭和3)年、東京都生まれ。東京大学理学部人類学科卒業。信州大学医学部助教授を経て、立教大学教授、帝塚山学院大学教授。立教大学名誉教授。日本顔学会前会長。専攻は人類学・人類行動学。人体と文化の関係について研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)