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グローカル経営戦略 名古屋の企業文化論

出版社名 文真堂
出版年月 2006年7月
ISBNコード 978-4-8309-4557-1
4-8309-4557-5
税込価格 3,630円
頁数・縦 476P 21cm

商品内容

要旨

名古屋に活力あり。「ローカルな文化」と「グローバルな経営」の“取り合わせの妙”が名古屋の面白さ。名古屋のグローカル経営戦略は、拘束と自由の使い分けで、技術革新とマーケティングへの執念に生きること。その危機管理の企業文化が、源氏の「内陸型閉鎖文化」と平家の「海洋型の開放文化」とを按配よく混ぜて、世界に通用する“グローカル・マインド”をつくっている。

目次

第1部 名古屋を世界商品に!(名古屋港に夢見る―都市と港湾とを結ぶ
港湾文化と大都市圏―米国の港湾と都市の“絆”を現地研究)
第2部 会社文化の国際原論(自動車部品メーカーの海外展開―我が社のグローバル過程論
繁栄継続の企業原理―ホンダを探る)
第3部 経営者の自己開発(コンプライアンスの戦略形成と経営哲学の探求―DK社の積み上げ研究過程論
グローカル経営者教育論―青経塾と生きる)
第4部 官から民への正義(医療費削減への公設民営化―運動教室が医療費におよぼす効果
芸術文化交流と“和”の社会経営論―“草の根”外交の美しい街づくり)

著者紹介

村山 元英 (ムラヤマ モトフサ)  
中京大学大学院ビジネス・イノベーション研究科教授、商学博士、MBA(米国)。国際経営文化学会会長/千葉大学名誉教授。昭和9年東京下町出身。米国コロンビア大学を経てシートンホール大学大学院卒業。米国の大学で教鞭をとり、その後ニューヨークの現プライスウォーターハウス・クーパス社に勤務、米国のビジネスを現地習得。帰国後、上智大学・中央大学などで教えて、国立・千葉大学に30年間奉職。本学では、平成12年よりゼミ生の「研究指導」のほか、「経営戦略論」「グローバル経営論」「経営管理論」「企業文化論」「比較文化論/英語講義・経営人類学」などの講義科目を担当。国際学会での多くの学術貢献賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)