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はじめての質的研究法 事例から学ぶ 臨床・社会編

出版社名 東京図書
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-489-02010-0
4-489-02010-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 294P 21cm
シリーズ名 はじめての質的研究法

商品内容

要旨

質的研究の地平を切り拓きつつある研究者たちが自身の研究を事例として手法や手続き、研究に臨む姿勢などを紹介・解説。

目次

第1部 総論(質的研究と臨床・社会心理学
臨床・社会心理学における質的研究の留意点)
第2部 ミクロ過程に焦点をあてた研究(障害児―ある障害児の世界を「空間」という視点から解明する
「非行少年」の質的研究―なぜ彼(女)らが「問題」なのかと問うてみる
供術の分析―構造的ディスコミュニケーション分析を例に
病い/高齢者の研究―「認知症」体験の“汲み取り”から“聴き取り”へ)
第3部 マクロ過程に焦点をあてた研究(環境研究―「精神病院のリロケーション研究」をめぐる検討
地域研究―都市で編まれた同郷の繋がりをたどる
防災研究―災害に強い社会をつくるための共同実践
異文化研究―動きながら関わりながら生活世界を識る)

著者紹介

秋田 喜代美 (アキタ キヨミ)  
1980年東京大学文学部社会学科卒業。1986年東京大学教育学部教育心理学科卒業。1991年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。立教大学文学部助教授、東京大学大学院教育学研究科助教授を経て、2004年より東京大学大学院教育学研究科教授
能智 正博 (ノウチ マサヒロ)  
1984年東京大学文学部心理学科卒業。1997年シラキュース大学大学院教育学研究科博士課程修了、Ph.D.2006年より東京大学大学院教育学研究科准教授
川野 健治 (カワノ ケンジ)  
1986年名古屋大学教育学部教育心理学科卒業。1996年東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。2006年早稲田大学博士(人間科学)。2006年より国立精神・神経センター精神保健研究所自殺予防総合対策センター室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)