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イスラエル考古学の魅力 サブラと遺跡と湖と

出版社名 ミルトス
出版年月 2007年5月
ISBNコード 978-4-89586-027-7
4-89586-027-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 235P 19cm

商品内容

要旨

イスラエル・ガリラヤ湖畔での、日本・イスラエル共同チームによる発掘調査に参加した著者は、イスラエル考古学の魅力に触れ、留学までする。サブラ(イスラエル生まれのイスラエル人の愛称)との出会い、聖書のルーツを明らかにする遺跡、ガリラヤ湖と琵琶湖の比較などを思うままに書き綴った。異文化を知り、また自らの文化を知るのが、本書の意図。聖書考古学から始まったイスラエル考古学を知る上でも、最適の入門書である。

目次

見知らぬ国での発掘調査―イスラエルの発掘生活を体験
考古学者の卵たち―考古学とイスラエル人
サブラ―愛すべきイスラエル生まれ
イスラエルの“琵琶湖”―ガリラヤ湖(キネレト湖)の重要さ
不思議な死海の町―死海と聖書物語
考古学の不思議―古代の住居と都市の遺跡について
ガリラヤ湖の船―古代の船の発見と保存
知られていない古代の漁労―ガリラヤ湖の漁具を探す人
古代の都市を想像すれば―テルから考古学が明らかにできること
古代人の見た風景―「環境」と考古学

著者紹介

牧野 久実 (マキノ クミ)  
神戸市出身。慶応義塾大学文学部史学科卒業、同大学院文学研究科民俗学考古学専攻修士課程修了、同博士課程中退、テルアビブ大学考古学研究所留学、国立民族学博物館外来研究員、滋賀県立琵琶湖博物館専門学芸員を経て、2007年より鎌倉女子大学児童学部教育学科准教授。博士(史学)。専攻は民族学・考古学。イスラエルでは、テル・ハダール、テル・アフェック、ラウィヤ、テル・カブリ、テル・ナミ、エンゲヴの発掘調査に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)