• 本

原発の即時廃止は可能だ

出版社名 緑風出版
出版年月 2007年8月
ISBNコード 978-4-8461-0710-9
4-8461-0710-8
税込価格 1,980円
頁数・縦 182P 20cm

商品内容

要旨

中越沖地震で柏崎刈羽原発が事故…。原子力発電所は、万一、重大事故になれば取り返しのつかない事態となる。稼働年数が経てば経つほどその可能性が高い。チェルノブイリ的状況になる前になんとかする方法はないのか?原発がなくなると電気が困るとよく言うが、実はそんなことはないのだ。原子力発電依存度が最も高い原発大国フランスで、電力消費をさほど落とすことなく、原発の即時廃止が可能であり、老朽化した原発は大事故が必至で、チェルノブイリ的事態になれば西欧は滅亡的危機となろうと説く本書は、日本にも当てはまる。

目次

第1章 世界の原子力発電
第2章 原発についての関連書類に見る幻想
第3章 原子力関連の書類の向かう所は?
第4章 放射性廃棄物の行き詰まり
第5章 原子力発電の大事故
第6章 原子力発電の大事故と民主主義の破綻
第7章 原子力発電から早急に脱出する絶対的な必要性
第8章 フランスの電力生産
第9章 更新性エネルギーについての誤った議論
第10章 原子力エネルギーと政治課題
第11章 その他の問題とまとめ

著者紹介

ベルベオーク,ロジェ (ベルベオーク,ロジェ)   Belbeoch,Roger
1928年生まれ。パリ南大学のオルセー研究所で、粒子加速、高エネルギー物理の研究に従事。現在は引退。妻のベラ・ベルベオークと共に、フランスの反原発グループのイデオローグとして、原発の即時廃止を強く主張し続けてきた
ベルベオーク,ベラ (ベルベオーク,ベラ)   Belbeoch,Bella
1928年生まれ。フランス原子力庁所属のサックレー原子核研究所で、X線による物性物理、結晶構造研究に従事。現在は引退。夫のロジェ・ベルベオークと共に、フランスの反原発グループのイデオローグとして、原発の即時廃止を強く主張し続けてきた
桜井 醇児 (サクライ ジュンジ)  
1936年京都生まれ。富山大学名誉教授。現職時代の専門研究テーマは、極低温・磁性実験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)