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国際経済関係論 対外経済政策の方向性を探る

出版社名 文真堂
出版年月 2007年9月
ISBNコード 978-4-8309-4590-8
4-8309-4590-7
税込価格 3,080円
頁数・縦 313P 22cm

商品内容

要旨

国際経済は新たな秩序づくりを模索すべき時代に入った。各国はいかにすれば優れた国際経済関係を享受できるのか。深まる各国経済の相互依存、揺らぐ国際協調の枠組み、日本の対外経済政策の課題を鋭く考察。第一級の執筆陣による15編からなる『国際経済関係論』の決定版。

目次

第1部 深まる各国経済の相互依存(グローバリゼーションをどうとらえるか―その巨視的イメージと、対立する視点
中国の台頭と東アジアの貿易と投資―ASEANへのインパクトを中心に
米国の「双子の赤字」とドル安問題
EU通貨統合とユーロの行方
原油高騰と世界経済の危機管理)
第2部 揺らぐ国際協調の枠組み(政策協調の意義とG7の限界
アジア通貨危機の教訓と地域通貨・金融協力
反グローバリズムとWTOの将来
東アジアの地域主義:現状と課題
地球温暖化問題と国際協調の枠組み)
第3部 日本の対外経済政策の課題(日米経済関係の新たな構図
日本の産業空洞化と対外直接投資
東アジア共同体構想と日本の対応
BRIs市場の台頭と日本企業
日本の国際貢献とODAのあり方)

著者紹介

田中 素香 (タナカ ソコウ)  
1945年生まれ。九州大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。東北大学大学院経済学研究科教授を経て、中央大学経済学部教授。日本国際経済学会会長
馬田 啓一 (ウマダ ケイイチ)  
1949年生まれ。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。杏林大学総合政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)