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物語とはなにか 鶴屋南北と藤沢周平の主題によるカプリッチオ

出版社名 水声社
出版年月 2007年11月
ISBNコード 978-4-89176-650-4
4-89176-650-6
税込価格 4,400円
頁数・縦 300P 22cm

商品内容

要旨

ひとはなぜ物語を語る/書くのか。ひとはなぜ物語を聞く/読むのか―。広漠たる「物語」の地平を、「物語的世界」と「語りの点」という視点から鮮やかに照らし出す。鶴屋南北『盟三五大切』と藤沢周平『蝉しぐれ』をモティーフとして自在に奏でられる、物語をめぐるふたつの綺想曲。

目次

「物語的世界」あるいは歌舞伎『盟三五大切』と映画『修羅』(台本と演劇テクスト
物語的世界(2)
物語的世界と歌舞伎の「世界」)
「語りの点」あるいは『蝉しぐれ』変奏曲(『蝉しぐれ』による『蝉しぐれ』
全体の構成―教養小説
行為の動因―エトス的/パトス的
「蝉しぐれ」―回帰するモティーフ ほか)

著者紹介

淺沼 圭司 (アサヌマ ケイジ)  
1930年、岩手県に生まれる。東京大学大学院修士課程修了。成城大学名誉教授。専攻、美学、映画理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)