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心理学の大学・大学院教育はいかにあるべきか

K.G.りぶれっと No.20

出版社名 関西学院大学出版会
出版年月 2007年12月
ISBNコード 978-4-86283-023-4
4-86283-023-4
税込価格 770円
頁数・縦 67P 21cm

商品内容

要旨

文部科学省「『魅力ある大学院教育』イニシアティブ」に採択された「理工系分野に貢献する心理科学教育」の企画として、2007年2月に行われた講演内容をまとめたもの。

目次

第1章 心理学における分野別教育と基礎教育(大学・大学院の教育システムはいかにあるべきか
心理学の歴史をながめる
今日の心理学に必要とされる教育とは何か
クリニカルサイコロジストの教育訓練と資格はいかにあるべきか ほか)
第2章 日本の大学・大学院における心理学教育をめぐる諸問題(戦後の日本の大学・大学院教育をめぐる諸問題
今日の日本の大学・大学院教育はどれほどアメリカ型になっているか:検証
私が受けた心理学教育と経験を背景にわが国の心理学教育について考える
心理学教育のあり方について学会が果たしてきた役割の日米比較 ほか)

著者紹介

オーバーマイヤー,J.ブルース (オーバーマイヤー,J.ブルース)   Overmier,J.Bruce
国際心理科学連合会長。ミネソタ大学教授、Ph.D.。ケニヨン大学名誉博士。1938年生まれ。ケニヨン大学卒業(化学専攻)。その後、専攻を心理学に転じ、ボーリング・グリーン大学大学院修士課程。ペンシルバニア大学博士課程修了。ミネソタ大学助教授、准教授を経て、1971年に教授。イギリス、ポーランド、ノルウェー、ユーゴスラビア、スペイン、オーストラリア、日本の大学・機関で客員研究員や客員教授を務めた。アメリカ心理学会(APA)の理事や実験心理部会会長、生理・比較心理学部会会長のほか、中西部心理学会会長、パヴロフ学会会長、アメリカ科学アカデミー心理学委員会委員長などを歴任。アメリカ心理学会N・E・ミラー講演賞および功労賞などを受賞
今田 寛 (イマダ ヒロシ)  
広島女学院大学学長。関西学院大学名誉教授、Ph.D.文学博士。1934年生まれ。関西学院大学文学部心理学科卒業。関西学院大学大学院博士課程、アイオワ大学大学院博士課程修了。関西学院大学文学部助手、専任講師、助教授を経て、1974年に教授。1968〜1969年、英国ロンドン大学精神医学研究所客員研究員。1997〜2002年、関西学院大学学長。2000年、兵庫県知事表彰(教育功労賞)。2004年より広島女学院大学学長。日本心理学会理事、日本動物心理学会常任理事、関西心理学会会長、文部科学省および日本学術会議の各種委員を歴任。国際心理科学連合理事としての長年の活躍などに対し、2007年に日本心理学会国際賞功労賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)