津田仙評伝 もう一つの近代化をめざした人
出版社名 | 草風館 |
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出版年月 | 2008年3月 |
ISBNコード |
978-4-88323-180-5
(4-88323-180-1) |
税込価格 | 2,750円 |
頁数・縦 | 204P 20cm |
商品内容
要旨 |
津田仙は、福沢諭吉が国権論(軍備の増強)や脱亜論を唱えたのに対して、まったく違う方向を推進した。農業の近代化とキリスト教によって民富や国富を増大させようとした。また女子教育に尽力し、朝鮮人の農学者やキリスト者と交流していた。さらに足尾銅山の鉱毒を問題にしていた。農業や朝鮮の重要性が再認識されている現在、近代におけるもう一つの発展や近隣諸国との相互理解に尽くした人の業績が高く評価されるべきである。おりしも二〇〇八年四月は津田仙没後百年である。 |
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目次 |
第1章 洋学 |