• 本

二宮金次郎71の提言

出版社名 栄光出版社
出版年月 2008年5月
ISBNコード 978-4-7541-0108-4
4-7541-0108-1
税込価格 1,430円
頁数・縦 90P 22cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 報徳の精神を現代に

    校庭でたたずむ二宮金次郎。実は彼は、農村復興を行い、その活動の中から報徳思想という哲学を生み出している。「節約とは貧乏の勧めではなく、豊かになる為に必要な事」という言葉には頷ける。「自分の収入相当に生活せよ」は、当たり前ながら忘れがちになる耳の痛い言葉。混沌とした現代だからこそ、大切にしたい道徳の心。金次郎の言葉は、今我々に最も必要なものかもしれない。

    (2008年6月4日)

商品内容

要旨

今、私たちにできること。幾多の困難に立ち向かい、人のために生きる大切さを自ら率先実行した二宮金次郎。人間主義を貫いた者だけが知り得た究極の人生哲学がここに生かされている。

目次

六百余の農村復興に成功せり
社会のために美田を残す
徳をもって徳に報いる
耕さざる者は食うべからず
農村の興廃はこの一鍬にあり
農民の分度とは
藩主にも分度が必要
藩主も農民も人のために生きねばならない
物を担保とせず、心を担保とせよ
道徳のない経済は犯罪である〔ほか〕

著者紹介

三戸岡 道夫 (ミトオカ ミチオ)  
本名・大貫満雄(おおぬきみつお)。日本文藝家協会員。日本ペンクラブ会員。大日本報徳社副社長。1928年浜松市生まれ。1953年東京大学法学部卒業。協和銀行副頭取を経て、作家活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)