超越論的自我論の系譜 カント・フィヒテから心の哲学・ヘンリッヒへ
出版社名 | 晃洋書房 |
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出版年月 | 2009年3月 |
ISBNコード |
978-4-7710-2048-1
(4-7710-2048-5) |
税込価格 | 4,730円 |
頁数・縦 | 326,2P 22cm |
商品内容
要旨 |
本書は、カントによって創始された超越論的自我論とは何であるか、また、それがフィヒテの「知識学」によっていかに受け継がれ展開されたかを解明し、併せて、現代のアングロアメリカン哲学の一大潮流である「心の哲学」の論者たちによって、その超越論的自我論がどのように受けとめられ展開されたかを明らかにし、最後に、そうした超越論的自我論が、「自己意識論のハイデルベルク学派」の領袖であるヘンリッヒの「主観性の哲学」とどのように関連するかをいくらか見届けることを目論んで、著者が綴ってきた諸論文の集成である。 |
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目次 |
第1部 カントとフィヒテ(超越論的自己認識としての超越論的自我論―カント超越論的哲学の基礎に関する一考察 |