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メディアとことば 4

〈特集〉現在を読み解くメソドロジー

出版社名 ひつじ書房
出版年月 2009年3月
ISBNコード 978-4-89476-436-1
4-89476-436-9
税込価格 2,640円
頁数・縦 221P 21cm
シリーズ名 メディアとことば

商品内容

要旨

新聞、テレビ、インターネット、手紙・はがき文書、ケータイメールなど現代的なメディア現象のからくりを解き明かす。

目次

麻生太郎の自称詞バリエーション―単独話者における一人称の変異
「子供を産む機械」発言の広がりにみる政治とマスメディア―メディアの「対話ネットワーク」
TVローカル番組にみる方言使用の地域差
新聞における投書の文章スタイルの計量的分析
振り込め詐欺被害における受け手の解釈プロセス―架空請求書の場合
謝罪メールをめぐる対人関係調整行動―「了解で〜す☆」の真意を探る
2ちゃんねるのことばとコミュニティ感覚―カキコミの作法が創る一体感をめぐって

出版社・メーカーコメント

メディア上の諸現象をとらえる的確な方法論を打ち出し、現代的問題の解明に言語研究の蓄積と展開を生かすこ; ;とをねらった論文集である。対象としたメディアは、新聞、TV、インターネットのホームページ、掲示板、ケー; ;タイ・メールなど多岐にわたる。分析の俎上にのぼる現象は、政治家の自称詞の使い分け、政治家の失言問題の; ;マスメディア上の展開、架空請求文書の技巧、2チャンネルの物語の創出プロセス、現代の新聞投書の文体、謝; ;罪メールの評価と返信行動など、多彩である。; ;

著者紹介

三宅 和子 (ミヤケ カズコ)  
東洋大学文学部日本文学文化学科教授
佐竹 秀雄 (サタケ ヒデオ)  
武庫川女子大学言語文化研究所長(同文学部教授)
竹野谷 みゆき (タケノヤ ミユキ)  
東洋大学文学部英語コミュニケーション学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)