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絵画で綴る哲学と倫理学 西洋思想のイコノロジー

出版社名 晃洋書房
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-7710-2078-8
4-7710-2078-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 186P 20cm

商品内容

要旨

それではソクラテスは何も欲しがらなかったのか?彼が欲しがっていたものは唯一つ、それが「知」だった。その営みこそが哲学。画期的図像解釈学。難解といわれる哲学の諸理論・諸思想を簡潔明瞭な筆致で、手際よく説明し記述している。

目次

第1章 ソクラテスの無知の知―道徳哲学のはじまり
第2章 ソクラテスの道徳的正義
第3章 プラトン的愛としての哲学
第4章 プラトンにおける善のイデア
第5章 プラトンにおける道徳と芸術
第6章 倫理学の確立―アリストテレス1
第7章 善と幸福―アリストテレス2
第8章 中庸の徳―アリストテレス3
第9章 近代的自我の発見―デカルト
第10章 幸福と善意志―カント1
第11章 道徳法則と定言命法―カント2
第12章 道徳性から人倫性へ―ヘーゲル

著者紹介

門屋 秀一 (カドヤ シュウイチ)  
1967年愛媛県松山市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業後、京都大学大学院人間・環境学研究科にて博士号(人間・環境学)取得。京都大学総合人間学部で日本学術振興会特別研究員PDとして研究に従事、ドイツ連邦共和国ベルリン・フンボルト大学に研究渡航。その後、美学研究所設立(所長)、立命館大学等、各社カルチャーセンターで講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)