• 本

文化としての農業 文明としての食料

出版社名 人文書館
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-903174-22-8
4-903174-22-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 269P 20cm

商品内容

要旨

日本農業の現実は厳しい。いったい、美しい農村とは何か。日本のムラを、地域社会を、どうするのか。減反政策問題や食料自給率、食の安全の見直しを、どうするのか。緊要な課題としての農業再生を考える!第一線の生物資源経済学者による清新な農業文化論。

目次

文化としての農業と地域社会
第1部 日本の農業と地域社会の変容(日本のムラにおける環境認識の変遷
村の祭りとその変貌
けんか祭りと岩瀬もん―地域社会はいかに出現するか
農村地域における文化装置とツーリズム
富山の焼畑農業
有賀喜左衛門と石神村の変容)
第2部 文化としての農業、文明としての食料(「美しい農村」とは何か
文明としての食料生産
ブラシカ(アブラナ属)から見る世界
「城壁のない都市」京都の都市農業)
第3部 日本のアフリカ研究(アフリカ農業・農学研究の歴史と現在
アフリカ地域研究の変容と今後の可能性
腕輪の貨幣―コンゴ東部農耕民社会における腕輪、食べ物、家畜)
文明としての農業と食料の未来

出版社・メーカーコメント

農業と地域社会の再生をめざして!; ;アフリカの大地を、日本のムラ社会を、踏査し続けてきた、; ;第一線の農業人類学者・生物資源経済学者による; ;“アグリカルチャー”の有り様について考察する。; ;私たちにとって農業とは何か。農業力とは文化力である!; ;日本農業の現実は厳しい。いったい、美しい農村とは何か。; ;日本のムラを、地域社会を、どうするのか。; ;減反政策問題や食料自給率、食の安全の見直しを、; ;どうするのか。緊要な課題としての農業再生を考える!; ;第一線の生物資源経済学者による清新な農

著者紹介

末原 達郎 (スエハラ タツロウ)  
1951(昭和26)年生まれ。京都大学農学部卒。京都大学大学院農学研究科博士課程研究指導認定。農学博士(京都大学)。富山大学、龍谷大学を経て、2004年より京都大学大学院農学研究科教授。生物資源経済学・農学原論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)