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木曽のおんたけさん その歴史と信仰

出版社名 岩田書院
出版年月 2009年7月
ISBNコード 978-4-87294-569-0
4-87294-569-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 261P 19cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 複数の峰からなる山を嶽と呼び、御嶽山は古来より「王の御嶽」と呼ばれたそうです。そしてその魅惑的な空間を高天ヶ原とも称し神々のご在所と考えました。その歴史と信仰をお読みいただき、ご参拝にお出掛け下さい。

    (2013年11月22日)

商品内容

要旨

現在に生きている信仰の山「御嶽山(おんたけさん)」。その歴史と信仰の実態を判りやすく書いた、初めての入門書。執筆は、編者のほかに小林奈央子・関敦啓氏で、御嶽信仰研究の第一線の研究者に依頼。信仰のポイントをはじめ、御嶽山の自然など、写真を多数収録し、コラムや、登山のためのコースガイドと登山地図も付した「おんたけさんガイドブック」。

目次

第1章 御嶽信仰の成り立ち(日本の山岳宗教と御嶽信仰
覚明さまとお弟子さんたちの活躍
普寛さまとお弟子さんたちの活躍
明治以降の御嶽信仰)
第2章 御嶽信仰の世界(御嶽神社
御嶽信仰の世界
山に鎮まる神々)
第3章 御嶽信仰の広がり(東海地域の講社と霊神さん
関東の講社と霊神さん
広がる御嶽信仰)
第4章 御嶽信仰の今(信仰を支える御座
霊神信仰の意味)
第5章 御嶽山に登ろう(御嶽山登山の心得
コースガイド)

著者紹介

菅原 壽清 (スガワラ トシキヨ)  
駒澤大学大学院博士課程修了。博士。足利工業大学客員教授・駒澤大学非常勤講師、日本山岳修験学会理事。専攻宗教人類学。特に民俗宗教と仏教との宗教複合に関する比較研究を行う。主な著書に、『木曽御嶽信仰―宗教人類学的研究』(岩田書院、平成14年・日本山岳修験学会賞受賞)などがある
時枝 務 (トキエダ ツトム)  
立正大学大学院修士課程修了。博士(文学)。立正大学准教授、日本山岳修験学会理事。専攻宗教考古学。主な著書に、『修験道の考古学的研究』(雄山閣、平成17年・日本山岳修験学会賞受賞)などがある
中山 郁 (ナカヤマ カオル)  
平成7年、國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期満期退学。博士(宗教学)。國學院大學研究開発推進機構講師、日本山岳修験学会評議員。主な著書に『修験と神道のあいだ―木曽御嶽信仰の近世・近代』(弘文堂・平成19年・日本山岳修験学会賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)