• 本

権力に抗った薩摩人 薩摩藩政時代の真宗弾圧とかくれ念仏

南方ブックレット 1

出版社名 南方新社
出版年月 2009年8月
ISBNコード 978-4-86124-167-3
4-86124-167-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 79P 21cm
シリーズ名 権力に抗った薩摩人

商品内容

要旨

鹿児島人は何故墓を大事にするのか?鹿児島は何故切り花販売量が日本一なのか。

目次

1 禁教の発端
2 信者はひそむ
3 不服従の抵抗
かくれ念仏ゆかりの地マップ

おすすめコメント

キリシタン弾圧に匹敵するもう一つの宗教弾圧、薩摩の真宗禁制――― 江戸期のキリシタン弾圧は広く知られるが、もう一つの宗教弾圧が、南九州で繰り広げられていた。天保の摘発は人口の四分の一、14万人にのぼった。薩摩藩による激しい弾圧・拷問にさらされながらもかくれ念佛を拝み、信仰を貫き通す真宗信者のしたたかな姿を、歴史学の第一人者、芳即正が明らかにする。一世帯あたりの切り花購入者が日本で最も高いといわれる鹿児島県。その秘密は薩摩藩により真宗禁制の歴史に隠されていた。

著者紹介

芳 即正 (カンバシ ノリマサ)  
大正4(1915)年大分県生まれ。昭和13年東京帝国大学文学部国史学科卒業。鹿児島女子高校長、鹿児島玉龍高校長、鹿児島県立図書館長兼鹿児島維新史料編さん所長、鹿児島県立短期大学教授、鹿児島純心女子短期大学教授、尚古集成館長を歴任。現在鹿児島純心女子短期大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)