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ホモ・ファーベル 西欧文明における労働観の歴史

出版社名 社会評論社
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-7845-0885-3
4-7845-0885-6
税込価格 2,970円
頁数・縦 231P 20cm

商品内容

要旨

1929年世界恐慌の直前に刊行された古代ギリシャ・ローマ文明から現代文明にいたる労働観の変遷。

目次

ギリシャ・ローマ文明における労働観
ユダヤ文明における労働観
ゾロアスター教における労働観
イエスの労働観
古代キリスト教の労働観
中世および近世カトリックの労働観
ルターの労働観
カルヴァンの労働観
近代技術および近代経済の影響下での労働観
ルネサンスの労働観
一七〇〇年代の労働観
十九世紀哲学に見る労働観
社会主義諸学説に見る労働観
ボリシェヴィズムにおける労働観
ファシズムにおける労働観
ラスキンおよびトルストイに見る労働観
労働観と近代の生命観
労働信仰の危機
労働の文明における労働者の精神的傾向
労働と文化
労働と美
補遺1―スポーツ
補遺2―遊び
補遺3―貯蓄
補遺4―贅沢

著者紹介

ティルゲル,アドリアーノ (ティルゲル,アドリアーノ)   Tilgher,Adriano
1887年、イタリアのナポリで生まれ、1941年、ローマで生涯を閉じた。グラムシと同世代で、ファシズムの台頭と支配確立にいたる激動の時代を生きた思想家。クローチェ、ベルクソン、ジェンティーレなどの影響を受けながら、独自の哲学体系を創りあげた
小原 耕一 (オハラ コウイチ)  
1964年慶応義塾大学仏文科卒業。国際グラムシ学会調整委員。元『赤旗』プラハ、ローマ特派員
村上 桂子 (ムラカミ ケイコ)  
1968年国際基督教大学人文科学科卒業、英語翻訳、イタリア語翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)