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国防軍潔白神話の生成

出版社名 錦正社
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-7646-0331-8
4-7646-0331-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 232P 19cm

商品内容

要旨

戦争に負けて、戦史叙述で勝った旧ドイツ参謀本部。第二次世界大戦の惨敗にもかかわらず、ドイツ国防軍と参謀本部の名声はなぜ残ったか?“国防軍潔白神話”は、全くの人工的産物だった!?敗戦とほぼ同時に米軍の保護のもと始まった“国防軍神話化作業”。

目次

1 国防軍潔白論の生成―米軍「Historical Division」企画との関連において
2 冷戦の前衛としての東西両ドイツ史学
3 国防軍免責の原点?―ニュルンベルク裁判:「将軍供述書」の成立をめぐって
4 戦犯訴追と冷戦―一九四九年マンシュタイン裁判をめぐる問題
5 「ヒンメロート意見書」―西ドイツ再軍備のための軍事専門家委員会による提言
6 書評

著者紹介

守屋 純 (モリヤ ジュン)  
1948年生まれ。現在桜花学園大学講師。専攻:国際関係史・軍事史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)