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東京の子規 歩く人・正岡子規

出版社名 創風社出版
出版年月 2009年11月
ISBNコード 978-4-86037-132-6
4-86037-132-1
税込価格 1,760円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

目次

本郷の常盤会寄宿舎
道潅山の婆の茶店
向島・長命寺の夏休み
本郷追分と『月の都』
神田猿楽町の下宿
高尾への道
千住、草加、西新井
上野紀行
三ノ輪、三河島、日暮里
王子紀行
日清戦争のこと
明治二十八年の大移動
藍染川幻影
畏友 夏目金之助
食意地について
二つの雅号
占いについて
三島への旅
閑話放題
早稲田の田圃
ひっぱり廻す子規
二人で歩いた京都
その人の足あと
人生はいろいろなのだ
夢一夜
歩けなくなった男
かなりとりとめのない、長めのあとがき

出版社・メーカーコメント

子規の本当の凄さは歩けなくなったところから始まる点にある。それは重々わかっている。しかし子規だって、人並み以上に好きなところへ出かけて行ってガンガン歩き廻ったんだぞ…よく歩きよく語った青春真っ只中の子規を描く。;

著者紹介

井上 明久 (イノウエ アキヒサ)  
1945年東京生まれ。作家、早稲田大学講師。1967年慶應義塾大学経済学部卒。河出書房新社入社。「文藝」編集部所属後に出版部に移り、「小田実全仕事」「辻邦生作品全六巻」等を編集する。1975年中央公論社入社。出版部在籍後に「マリ・クレール」編集部に移り、1991年から6年間にわたり同誌の編集長を務める。1997年同社退社後、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)