北陸街道紀行 芭蕉「おくのほそ道」を織り込んで
出版社名 | まつお出版 |
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出版年月 | 2009年12月 |
ISBNコード |
978-4-944168-29-3
(4-944168-29-2) |
税込価格 | 2,420円 |
頁数・縦 | 233P 21cm |
商品内容
要旨 |
越後高田から越中、加賀、越前と日本海側を通り近江に至る北陸街道は、越後では「加賀街道」、近江では「北国街道」などと呼ばれていた。加賀藩の二〇〇〇人ほどという参勤交代を始め、富山藩、大聖寺藩に加え、福井藩など越前の諸大名も利用していた北陸街道は、断崖絶壁の下、日本海の波が打ち寄せる親不知、あるいは川筋が一里ほども広がっていた黒部川など難所を越え、また幾つかの関所を通過していく困難な旅であった。一方、加賀一〇〇万石の城下町の繁栄ぶりに目を瞠り、幾多の寺社仏閣に参詣し、立山連峰、白山、そして伊吹山を望みながらの旅でもあったろう。松尾芭蕉『おくのほそ道』を横糸のごとく織り込んで、そんな北陸街道を訪ねる。 |
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目次 |
第1章 越後国編(新潟県)(高田から糸魚川へ |