これから和 賢哲に学べ
出版社名 | アートヴィレッジ |
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出版年月 | 2010年3月 |
ISBNコード |
978-4-901053-87-7
(4-901053-87-6) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 261P 20cm |
書店レビュー
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- 今井書店鳥取駅前店 (鳥取県鳥取市)
この本は「和」の思想とは何かを学びつつ、今後日本人はどう生きれば良いかを示してくれる一冊。聖徳太子、二宮尊徳といった思想の基盤を作った人や、その後の「和」の実践者の活動の歴史は、日本の倫理思想史としても読むことができる。その上で「和」こそは現在の日本を、そして世界をも再生させる思想だと作者は言う。政治家、経営者、教育者やそれを目指す人には、特に読んで欲しい本だ。
(2010年5月7日)
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目次 【序章】 戦後復興のモデルとして注目された二宮尊徳 「和」で読み解く日本の倫理思想史 日本は「和」で世界に貢献を!【第一章】 なぜ今「和」の思想なのか 「和」とは日本人そのもの 「和の思想」の世界展開――「国際大学」の創設 「真の和」でつくられた日本 「和の思想」を消失してしまった日本人 「真の和」と「偽の和」 蔓延する「神なき個人主義」 他者との関係性こそが私 【第二章】 聖徳太子に現われた「和」 仏教の理想を実現した日本 「聖徳太子」という幸運 内憂外患の時代に誕生した聖徳太子 憲法十七条とは? 聖徳太子の「和」はどこから来たか 「十七条」は官僚のために書かれた憲法 「和して同ぜず…」「もろもろの善いことを実行しなさい…」 広く崇拝された和国の教主、聖徳太子 太子信仰の広がり 法然と親鸞 浄土真宗と太子講…他