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仏教とは何か 宗教哲学からの問いかけ

出版社名 昭和堂
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-8122-1021-5
4-8122-1021-6
税込価格 5,280円
頁数・縦 252,9P 22cm

商品内容

目次

仏教という多面流動体
第1部 自己の探求とその多様なかたち(大乗仏教の真理性について―仏教の覚りをめぐって
人間の学としての仏教学―宗密の「原人」から臨済の「真人」まで
他者への実践―空海の仏教理解と視点
此土から浄土へ、浄土から此土へ―親鸞の還相回向の思想)
第2部 流動する仏教(東アジアにおける仏教の変容、変成、変質、復帰
宗教複合としての仏教―出世間と世間
説かれる仏教と生きられる仏教のあいだ―仏教人類学的アプローチ)
第3部 他なるものとの関係のなかの仏教(インド哲学における自我の探求と仏教の無我論
期待される仏教―キリスト者からみた仏教
仏教とモダニティの間―時間・空間の圧縮の経験がもたらしたもの)

出版社
商品紹介

「多面流動体」ともいえる仏教に対する問いが触発する思惟と想念を多方面から議論する。

著者紹介

上田 閑照 (ウエダ シズテル)  
京都大学名誉教授。マールブルク大学Ph.D.、京都大学文学研究科博士課程修了、文学博士
氣多 雅子 (ケタ マサコ)  
京都大学教授。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)