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名誉の原理 歴史的国際的視点から

法文化叢書−歴史・比較・情報− 8

出版社名 国際書院
出版年月 2010年5月
ISBNコード 978-4-87791-207-9
4-87791-207-X
税込価格 3,960円
頁数・縦 267P 21cm

商品内容

要旨

法文化という独自の視点から「名誉と不名誉の法的原理」の追究を通して、その裏に潜在している「文化的原理」および世界各地の「精神」を明らかにし、よりよく共存する世界の方途について学問的示唆を提示する。

目次

第1章 名誉の喪失と回復―中世ヨーロッパの法文化から
第2章 名誉と規律化―日本近世の法文化
第3章 インターネットと名誉毀損―コモンロー諸国の対応を中心として
第4章 人権分類論再考―法実証主義的地位理論から現代討議理論における基本的人権の位置付けの変容について
第5章 少年法61条と名誉・プライバシー
第6章 中国の名誉権保護に関する憲法論的考察―日本からの示唆
第7章 中国刑法における公民の名誉権の保護―立法規定と司法実践の面から
第8章 中国における陪審制と人民の名誉・権利
第9章 同じ死刑、違う不名誉

著者紹介

王 雲海 (オウ ウンカイ)  
一橋大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)