• 本

大阪で生まれた開高健

出版社名 たる出版
出版年月 2011年3月
ISBNコード 978-4-924713-98-7
4-924713-98-8
税込価格 1,650円
頁数・縦 312P 図版16P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 開高健の作家としての資質も然る事ながら、壽屋(現サントリー)の佐治敬三という「才を愛すること敬すること激しく、年少者に対等の座を供する人物」との出会いが、壽屋宣伝部という職場が、彼のどんなものでも言葉にしようという、表現に対するどん欲なまでの探究心を目覚めさせたのではないだろうか。人の出会いの尊さを教えてくれる一冊。

    (2012年2月17日)

商品内容

目次

第1部 開高健という人(開高さんとの奇縁(難波利三)
トリス時代の開高クン(柳原良平)
「釣り師=開高健」釣りごころの聖の系譜(來田仁成)
「開高健先生の胃袋」(谷口博之)
dux vitac,dia volputas.(人生の案内者たる神聖なる快楽)(菊谷匡祐)
開高健氏の映画の眼(藤本義一)
鼎談 旧制大阪府立天王寺中学校での思い出“カッパ”と呼ばれていた開高健(岡田圭二・金戸述・作花済夫))
第2部 こうして作家開高健が生まれた(開高健と佐治敬三トリスをめぐる二人の冒険(坪松博之)
開高健と作家・柴田祀男との手紙の交流
佐治敬三とけい子夫人に宛てた手紙
ほろよい対談 地球のうらは恋ざかり(開高健
佐治敬三))