• 本

イーティング・アニマル アメリカ工場式畜産の難題

出版社名 東洋書林
出版年月 2011年4月
ISBNコード 978-4-88721-789-8
4-88721-789-7
税込価格 1,980円
頁数・縦 318P 20cm

商品内容

要旨

食べ物にまつわる物語は、ヒトの歴史であり、価値観でもある。では、豚肉の消費量や牛の屠畜数といったデータを肉食というひとつの物語にあてはめた際、どのような「選択」が浮かび上がるのだろうか?機械化された食肉の大量生産、動物愛護、民族的な食習慣、そして菜食主義者でいること。これらが複雑に絡み合う「迷路」に生きる俊英作家が、綿密な取材のもと描く現代アメリカ社会のとある神話…。米国食肉産業のうんざりするような真実。

目次

第1章 食にまつわる物語
第2章 極論に走りがちだが、ほかの道はないものか?
第3章 覚えておきたい用語
第4章 闇のなかのかくれんぼ
第5章 言葉を失うインフルエンザの脅威
第6章 楽園の肉と汚物の物語
第7章 わたしの誓い
第8章 新たな物語

著者紹介

フォア,ジョナサン・サフラン (フォア,ジョナサンサフラン)   Foer,Jonathan Safran
作家。2002年のデビュー作Everything is Illuminated(邦訳/『エヴリシング・イズ・イルミネイテッド』、ソニーマガジンズ)はアメリカで多数の賞を受賞し、世界10ヵ国で翻訳されている
黒川 由美 (クロカワ ユミ)  
津田塾大学英文学科卒。英国留学後、通訳業、映像翻訳などを経て現在、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)