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闘う衣服

叢書記号学的実践 27

出版社名 水声社
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-89176-831-7
4-89176-831-2
税込価格 4,950円
頁数・縦 384P 図版12枚 22cm

商品内容

要旨

「私とは誰か」という根元的な問いと「戯れる」今日のファッションの多様な様相を、日本のモード雑誌のなかに、そしてヴィヴィアン・ウェストウッドの諸作品、女子プロレスのコスチューム、ゴシックロリータ・ファッションのなかに探る、記号学的モード研究の新しい成果。

目次

人間は衣服を着る動物である
ファッション雑誌の読み方―ロラン・バルト「書かれた衣服」を通して
ファッション雑誌で「日本」を読む―『ヴァンサンカン』の場合
コレクションを読む―ヴィヴィアン・ウェストウッドの方法
コレクションとストリップ・ティーズ―服なのか体なのか
アングロマニア―ファッションのなかのナショナル・アイデンティティ
服を着て闘う―女子プロレスラーのコスチューム
女子プロレスとポルノグラフィ
プロレスを作った男のコスチューム―力道山の黒いタイツ
闘う着せ替え人形―広田さくらのコスプレ・プロレス〔ほか〕

著者紹介

小野原 教子 (オノハラ ノリコ)  
1968年、大阪市に生まれる。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。旭化成繊維マーケティング部勤務、ロンドン大学名誉研究員、ヴィクトリア&アルバート美術館客員研究員を経て、兵庫県立大学経営学部准教授、神戸芸術工科大学デザイン学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)