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チェルノブイリの惨事 新装版

出版社名 緑風出版
出版年月 2011年5月
ISBNコード 978-4-8461-1106-9
4-8461-1106-7
税込価格 2,640円
頁数・縦 222P 20cm
シリーズ名 チェルノブイリの惨事

商品内容

要旨

1986年のチェルノブイリ原発事故。本書は、フランスの反核・反原発の2人の物理学者が、事故から1993年までの恐るべき事態の進行を克明に分析した告発の書である。

目次

第1章 原子力社会の発端(広島からチェルノブイリまで
専門家、メディア、チェルノブイリ ほか)
第2章 チェルノブイリ原子力発電所大災害の記録(一九八六年以前―フランス専門家の見たソ連の原子力産業
一九八六年四月―大事故 ほか)
第3章 チェルノブイリ災害評価報告の試み(一九九一年五月―AIEAにとってチェルノブイリ事故はすでに決裁済みである
癌死亡者数の見積り ほか)
第4章 チェルノブイリ一九九三年(石棺に掛け小屋を
黒海も汚染を免れないであろう ほか)

著者紹介

ベルベオーク,ロジェ (ベルベオーク,ロジェ)   Belb´eoch,Roger
フランスの物理学者。加速器、高エネルギー物理が専門で、オルセーの大学研究所勤務を経て引退。『世界哲学辞典』の「核社会」の項の著者。核問題・原発問題の研究にとりくみ、とくに原爆開発の経緯や低線量被曝について重要な指摘を行なっている
ベルベオーク,ベラ (ベルベオーク,ベラ)   Belb´eoch,Bella
フランスの物理学者。物性物理、結晶構造解析が専門で、フランス原子力委員会所属のサックレー研究所勤務を経て、引退。核・放射線問題に関するフランス科学者の情報グループ=GSIENの世話役。核問題・原発問題の研究にとりくみ、とくに原爆開発の経緯や低線量被曝について重要な指摘を行なっている
桜井 醇児 (サクライ ジュンジ)  
1936年、京都市生まれ。富山大学名誉教授。専門は極低温・磁性実験(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)