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伽藍が赤かったとき 1970年代を考える

中部大学ブックシリーズアクタ 18

出版社名 中部大学
出版年月 2012年2月
ISBNコード 978-4-8331-4095-9
4-8331-4095-0
税込価格 1,100円
頁数・縦 167P 21cm

商品内容

目次

第1部 人民戦線・「田口・不破論争」・名古屋知識人―諏訪兼位・田口富久治教授に聞く(1970年代を振り返る意味
科学者の70年代
「田口・不破論争」と雑誌『現代と思想』
『現代と思想』と名古屋知識人)
第2部 1970年代を考えるための概論的序説(1970年代を再検討するために
1970年代の世界と日本
1970年代の日本経済―通貨危機と石油危機のなかで)
第3部 1960〜1980年略年表

出版社・メーカーコメント

「現在からもっとも間近にある歴史的過去」=1970年代を「現代史」の直前段階と捉え、オピニオン・リーダーであった世代、思想形成の途上にあった世代、生まれてもいなかった世代のディスカッションを中心に、研究への入門書を目指した座談会。

著者紹介

諏訪 兼位 (スワ カネノリ)  
1928年、鹿児島県生まれ。1951年、東京大学理学部地質学科卒。名古屋大学に助手として奉職し、助教授を経て、1983年、名古屋大学理学地球科学教室教授。退官後、1992年から日本福祉大学経済学部教授。1999年から日本福祉大学学長。名古屋大学名誉教授、日本福祉大学名誉教授。水彩画家としても著名で作品展もしばしば開催されている
田口 富久治 (タグチ フクジ)  
1931年、秋田県生まれ。1953年、東京大学法学部卒、明治大学政経学部教授を経て1975年から名古屋大学法学部教授。1994〜2001年、立命館大学政策科学部教授。名古屋大学名誉教授
岩間 優希 (イワマ ユウキ)  
1982年、愛知県生まれ。2005年、中部大学国際関係学部卒、同志社大学大学院社会学研究科修士課程を経て、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程修了。博士(学術)。立命館大学衣笠総合研究機構ポストドクトラルフェロー、中部大学国際関係学部・人文学部非常勤講師、NHKアーカイブストライアル研究員。ジャーナリズム史、戦後日本社会、日本アジア関係史専攻
影浦 順子 (カゲウラ ジュンコ)  
1985年、愛媛県生まれ。2007年、立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒、中部大学大学院国際人間学研究科修士課程を経て、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程在学中。日本マルクス主義史、高橋亀吉の思想史的研究、近代日本経済史・経済思想史専攻
竹川 慎吾 (タケガワ シンゴ)  
1984年、徳島県生まれ。2006年、中部大学国際関係学部卒。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程を経て、立命館大学大学院先端総合学術研究科博士課程在学中。社会理論史、市民社会論、戦後日本社会思想史専攻
小島 亮 (コジマ リョウ)  
1956年、奈良県生まれ。1991年、ハンガリー国立子シュート・ラヨシュ(現在、デブレツェン)大学から人文学博士(社科学)を授与される。1999年から中部大学に奉職し、現在、総合学術研究院・人文学部歴史地理学科教授、『アリーナ』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)