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東アジアの格差社会

山口大学大学院東アジア研究科東アジア研究叢書 1

出版社名 御茶の水書房
出版年月 2012年8月
ISBNコード 978-4-275-00985-2
4-275-00985-1
税込価格 4,620円
頁数・縦 262P 22cm

商品内容

目次

第1部 東アジアにおける社会・経済システムの変化と格差問題(社会システムと格差問題
韓国における「IMF経済危機」以降の組立型工業化と労働の非正規化
中国における労働力コストの上昇と成長モデルの転換―和諧社会の構築に向けて)
第2部 東アジアにおける格差拡大と社会的排除(若者と社会的排除―日本のネットカフェ生活者の相談データから
韓国の労働市場の構造と社会的排除
中国の三農問題と都市氏農村格差)
第3部 東アジアにおける非正規雇用の拡大と新たな労働運動の展開(日本における非正規雇用の拡大と個人加盟ユニオンの展開
韓国における非正規労働者組織化に対する再検討
米国主導資本主義破綻後の中国の行方―中国における格差拡大と労使関係の変化
東アジアにおける格差問題の意義―論文へのコメント)
第4部 東アジアにおける健康格差と医療保障制度の課題(日本における社会格差と健康
韓国の医療格差と医療保障制度―「医療民営化」政策と「社会的苦痛」の深刻化
中国の医療保険制度における医療格差の是正に向けて―効率追求から公平性重視へ)

著者紹介

横田 伸子 (ヨコタ ノブコ)  
山口大学大学院東アジア研究科教授。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。ソウル大学校社会科学大学博士課程修了(経済学博士)
塚田 広人 (ツカダ ヒロト)  
山口大学経済学部教授。一橋大学経済学研究科博士後期課程単位取得退学。PhD(Sociology,Copenhagen University)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)