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桔梗の風 天涯からの歌

出版社名 幻戯書房
出版年月 2012年9月
ISBNコード 978-4-86488-003-9
4-86488-003-4
税込価格 2,420円
頁数・縦 203P 20cm

商品内容

要旨

短歌に賭けた男と女の苛烈な生、そして「御製」「御歌」について。原郷をうたう歌人が遺した、「文学の志」への恋歌。

目次

1 三十一文字の器(父たちの世紀
歌の彼岸―山本健吉『短歌その器を充たすもの』
夢しだれ ほか)
2 物語の女(美しき独断―中城ふみ子覚え書
芥川と「越し人」
ロマネスク・片山廣子 ほか)
3 歌と祈り(「お歌」に託して吐露された真情を読む
終らぬ「昭和」のつとめ
お歌にみる新天皇・皇后の私生活 ほか)

出版社
商品紹介

「短歌の解明を抜きに日本人の心は捉えられない」。古代から現代の歌人について、皇室の御製、御歌について、短歌を通しての日本。

著者紹介

辺見 じゅん (ヘンミ ジュン)  
1939年7月26日、角川源義の長女として、富山県中新川郡水橋町(現富山市)に生まれる。早稲田大学文学部卒業。編集者を経て、歌人、ノンフィクション作家。1984年『男たちの大和』で新田次郎文学賞、1988年『闇の祝祭』で現代短歌女流賞、1989年『収容所からきた遺書』で講談社ノンフィクション賞、1990年同作で大宅壮一ノンフィクション賞、1998年『夢、未だ盡きず』でミズノスポーツライター賞を受賞。2002年幻戯書房、2007年弦短歌会設立。2011年9月21日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)