消費税ほど公平な税はない:課税原則と実態 西欧並み20%台で社会保障充実、財政再建、震災復興
静岡大学人文社会科学部研究叢書 第40号
出版社名 | 文眞堂 |
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出版年月 | 2013年1月 |
ISBNコード |
978-4-8309-4726-1
(4-8309-4726-8) |
税込価格 | 2,640円 |
頁数・縦 | 273P 21cm |
商品内容
要旨 |
消費税の公平性について、古典的課税原則に基づき課税実態に依拠して実証する。消費税は消費生活で各階層の負担能力に応じて課税され、高所得者ほど多く負担する。低所得者への税転嫁率は低いため、低所得者の税負担率が高いとする「逆進性」は証明できない。増税後社会保障が充実すれば、低所得者はますます有利になる。西欧並み税率20%台は、社会保障充実・健全財政運営等のために避けられない。国民の公平性への誤解が生んだ政権交代の興亡史についても論じる。 |
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目次 |
税体系における消費課税の優位性 |