• 本

虎に食われた男

出版社名 幻戯書房
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-86488-016-9
4-86488-016-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 390,7P 19cm

商品内容

要旨

人生の苦さを味わった者だけが、タイガースファンになる。「ひげの団長」こと元タイガース私設応援団長松林豊の見た戦後プロ野球史―上方文化の伝統を愛した作家が、男たちの熱狂と人生を描く入魂の長篇実録小説。

出版社
商品紹介

阪神タイガース応援団長、松林豊を主軸に「虎」という魔物に魅入られた男たちの姿を描いた、スポーツ紙連載実録小説、初の書籍化。

著者紹介

藤本 義一 (フジモト ギイチ)  
1933年1月26日、大阪府堺市生れ。大阪府立大学経済学部卒。在学中から劇作家を志し、57年『つばくろの歌』で芸術祭戯曲部門文部大臣賞受賞。宝塚映画撮影所に入社。川島雄三監督に師事。「駅前シリーズ」(東宝系)「悪名シリーズ」「犬シリーズ」(大映)など多くの脚本を手がける。65年から90年までTV番組「11PM」大阪サイドの司会者を務める一方、『ちりめんじゃこ』『生きいそぎの記』などの小説を発表し、74年『鬼の詩』で直木賞受賞。作家を育成する「心斎橋大学」や、阪神・淡路大震災の遺児を支援する「浜風の家」の設立など、2012年10月30日の逝去まで関西を中心とした文化活動にもこだわり続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)