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貧困をどのように捉えるか H・ガンズの貧困論

出版社名 春風社
出版年月 2013年2月
ISBNコード 978-4-86110-343-8
4-86110-343-6
税込価格 3,666円
頁数・縦 351,6P 20cm

商品内容

要旨

富裕層の生活水準は貧困層の存在を前提として維持されているという貧困の積極的機能に着目し、あるべき福祉政策の方向性を模索。「自助努力」「自己責任」の欺瞞を暴く。

目次

序章 研究の背景と目的
第1章 H.ガンズの人物像
第2章 貧困研究の出発点―ウエストエンドのフィールドワーク
第3章 貧困問題とは何か
第4章 「貧困の文化」をめぐる考察
第5章 なぜ貧困の根絶が困難なのか―貧困の「積極的」機能について
第6章 “アンダークラス”をめぐる諸問題―貧困者へのネガティブなラベリング
終章 貧困をどのように論じるか

出版社
商品紹介

貧困の「積極的機能」に着目したガンズによる貧困論の現代的意義を示し、日本における貧困研究が取るべき方向性を示唆する。

著者紹介

西村 貴直 (ニシムラ タカナオ)  
1976年生まれ。関東学院大学文学部現代社会学科准教授。東京都立大学大学院社会科学研究科社会福祉学専攻博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)