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ダム湖の中で起こること ダム問題の議論のために

出版社名 地人書館
出版年月 2013年3月
ISBNコード 978-4-8052-0860-1
4-8052-0860-0
税込価格 1,980円
頁数・縦 201P 19cm

商品内容

要旨

ダムとは何か?ダム湖の中やその下流ではどんな現象が起こり、どのような環境影響があるのか?今後もダムを造り続けるのか、それとも撤退するのか?川や湖の研究者として40年近くダムと河口堰問題に関わってきた著者が、現場で調査・観測したデータを中心に、社会や経済の視点も入れながら、丁寧に解説する。ダムとこれからの社会をどうするか、本気で議論するために、必読の1冊。

目次

ダム、ダム湖とは何か?
ダム問題とは何か?
ダム湖の中で起こること―その1・水温と水質の特徴
ダム湖の中で起こること―その2・プランクトンの発生とその影響
ダム湖の下流で起こること―その1・水位の変化と冷濁水の放流
ダム湖の下流で起こること―その2・生き物への影響を巡って
ダムの環境影響の議論の歴史
ダムによる環境変化はどこまで予測できるか?軽減できるか?
ダムと災害
多目的ダムの功罪〔ほか〕

著者紹介

村上 哲生 (ムラカミ テツオ)  
1950年、熊本県生まれ。1973年、熊本大学理学部生物学科卒業、博士(理学)。名古屋市水道局、同市公害研究所(環境科学研究所)を経て、2000年より名古屋女子大学助教授、2003年より教授。(財)日本自然保護協会参与。専門は陸水学(川と湖に関する科学)、環境科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)