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色彩の快:その心理と倫理

神奈川大学人文学研究叢書 33

出版社名 御茶の水書房
出版年月 2014年3月
ISBNコード 978-4-275-01065-0
4-275-01065-5
税込価格 10,560円
頁数・縦 318P 図版23枚 22cm

商品内容

要旨

色彩に対する感性は「西高東低」か。日本における「騒色公害」の原点/風景の中の自販機と公衆トイレの美/カラーユニバーサルデザインの実現。現代の色彩の問題を色彩と地理学・色彩と倫理学の新たな視点から読み解く提案書。

目次

第1章 色の感覚は遠感覚(遠感覚と近感覚
視覚的欲求と視覚的快適性 ほか)
第2章 色の力・明るさの力
第3章 調和と美の間:ムーン&スペンサーの色彩調和論をめぐる2、3の問題
第4章 色彩の地理学(色彩地理学の可能性
公衆トイレのアンソロポロジー ほか)
第5章 色彩の倫理学(日本における騒色公害の系譜と景観問題
風景の中の自販機 ほか)

著者紹介

三星 宗雄 (ミツボシ ムネオ)  
1950年福島県会津若松市に生まれる。1974年千葉大学人文学部人文学科心理学専攻卒業。1981年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。北海道大学文学部行動科学科助手。1986年米国ミシガン大学研究助手。1987年博士(心理学)(東京大学)。現在、神奈川大学人間科学部教授。主な研究テーマは環境の色彩、自然の色彩、色名、カラーユニバーサルデザイン、色彩調和、色彩倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)