• 本

赤い中国の黒い権力者たち

幻冬舎ルネッサンス新書 ち−1−1

出版社名 幻冬舎ルネッサンス
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-7790-6107-3
4-7790-6107-5
税込価格 856円
頁数・縦 262P 18cm

商品内容

要旨

中国共産党史上最大の権力を掌握した習近平は、国内外で弾圧、侵略を繰り返し、世界を揺さぶり続けている。しかし、歴代指導者たちの権力闘争を紐解けば、犯行のすべては中国伝統の帝王術を忠実に実践しただけだとわかる。彼らの行動原理とは何なのか。日中関係の行方は、悪党たちの論理からみる戦慄の現代中国論。

目次

第1章 毛沢東―「同志」を次々と謀殺した赤い暴君
第2章 周恩来―徹底して「二番手」に甘んじ、民衆も虜に
第3章 林彪―戦神も暴君にはかなわず、モンゴル荒原に死す
第4章 〓(とう)小平―「垂簾聴政」老人政治を始める
第5章 胡耀邦・趙紫陽―最も開放的な時代をつくった改革者の悲劇
第6章 江沢民―権力闘争の中毒者
第7章 胡錦涛―人民の血に染まった「吠えない犬」
第8章 江沢民・胡錦涛―20年の闘争
第9章 習近平―内権力闘争が導く対日強硬姿勢
第10章 開戦は避けられないのか?―日中関係の未来

著者紹介

陳 破空 (チェン ポーコン)  
1963年、中国四川省生まれ。湖南大学、上海同済大学で学び、1987年、広州・中山大学の経済学部助教授。1986年、上海民主化運動を組織。1989年、広州から天安門の民主化運動に呼応し、リーダーとして関わり、二度投獄される。1996年、米国に亡命し、コロンビア大学客員研究員、後にコロンビア大学の経済学修士に。現在はニューヨークに滞在し、テレビ、ラジオで政治評論家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)