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緊急時総合調整システムIncident Command System〈ICS〉基本ガイドブック あらゆる緊急事態〈All hazard〉に対応するために

出版社名 日本医師会
出版年月 2014年6月
ISBNコード 978-4-924763-38-8
4-924763-38-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 265P 26cm

商品内容

要旨

本書は、医療関係者や厚生行政の専門家だけでなく、行政や地域のリーダー、あらゆる組織やイベント開催の安全担当者等、全ての安全を司る関係者が必携の危機管理対応テキストである。

目次

第1部 緊急時総合調整システムICSの基本ルール―ICSって何?(はじめに―Why ICS?
現場指揮―Incident Command
部門スタッフ―General Staff
様々な機関との連携―Multi‐Agency Coordination/Collaboration
緊急時総合調整システムICSを動かすために―Making Incident Command System work)
第2部 事例研究―実際緊急時総合調整システムICSはどう動く?(緊急時総合調整システムICSの実際の活動 2013年にコロラド州で発生した洪水での対応
ハリケーン・カトリーナ 緊急時総合調整システムICSが活用されず混乱が生じたケース
健康危機管理事例(髄膜炎菌感染症)に対して、文化・背景の異なる組織が「統合指揮」を活用し適切に対応した例
緊急時総合調整システムICSの原則を取り入れた大規模イベントの公共安全・警備計画
ボストンマラソン爆弾テロ 彼らは事前に備え、そして実際に対応した)
第3部 ディスカッション―緊急時総合調整システムICSを始める前に知っておきたい大事なこと(緊急時総合調整システムICSと地域の危機管理
災害時の危機管理とリーダーシップの課題
緊急事態対応のリーダーシップ 現場指揮者と危機管理担当者
緊急時総合調整システムICSと危機管理における広報の役割
緊急時対応体制への米軍の統合)

著者紹介

永田 高志 (ナガタ タカシ)  
1997年九州大学医学部卒業、以後救急医として一般病院で研鑽。2004‐2006ハーバード大学公衆衛生大学院武見プログラム留学。2012‐九州大学大学院医学研究院先端医療医学部門災害救急医学助教。災害関連委員会活動。日本医師会救急災害医療対策委員会、同災害小委員会、同国際保健委員会委員。日本医師会総合政策研究機構客員研究員、予備自衛官(予備三等陸佐)。JICA緊急援助隊登録隊員、International Institute of Global Resilience,Fellow(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)