• 本

電力改革と脱原発

出版社名 緑風出版
出版年月 2014年12月
ISBNコード 978-4-8461-1420-6
4-8461-1420-1
税込価格 2,420円
頁数・縦 195P 20cm

商品内容

要旨

再稼働は不要だ。失格電源の原発は電力改革で淘汰されていく!放射能汚染拡散策も電力改革で不可能に!政府のまやかしの論理を理論的・実証的に論破し、脱原発・脱汚染こそが未来のエネルギー・環境政策の基本であることを立証する。

目次

第1章 エネルギー基本計画を批判する(原発は「重要なベースロード電源」
ベースロード電源とベストミックス論
「原発の電気は安い」は誤りである
核燃料サイクルは不経済)
第2章 電力システム改革とは何か(名ばかりの電力自由化
「名ばかりの電力自由化」から電力システム改革へ)
第3章 電力システム改革は脱原発を促進する(電力システム改革と原発の新増設
電力システム改革と原発の再稼働
電力システム改革に伴う原子力損害賠償制度の大転換)
第4章 放射能汚染の拡散と脱汚染(がれき広域処理による放射能の拡散
「放射性物質により汚染された廃棄物」の処理制度
特定廃棄物の処理による放射能拡散
不法投棄による放射能拡散
リサイクルによる放射能拡散
環境法改正は放射能汚染を防げない
脱汚染の道筋)

著者紹介

熊本 一規 (クマモト カズキ)  
1949年佐賀県小城町に生まれる。1973年東京大学工学部都市工学科卒業。1980年東京大学工系大学院博士課程修了(工学博士)。和光大学講師、横浜国立大学講師、カナダ・ヨーク大学客員研究員などを経て、明治学院大学教授。1976年以来、各地の埋立・ダム・原発等で漁民をサポートしている。専攻は環境経済・環境政策・環境法規(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)