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台南文学 日本統治期台湾・台南の日本人作家群像

出版社名 関西学院大学出版会
出版年月 2015年3月
ISBNコード 978-4-86283-191-0
4-86283-191-5
税込価格 3,740円
頁数・縦 507P 19cm

商品内容

目次

序章 鳳凰木の花咲く街で―日本統治期の台南文学
第1章 佐藤春夫「女誡扇綺譚」の台南―「廃市」と「査媒嫺」
第2章 前嶋信次の台南行脚―一九三〇年代の台南における歴史散歩
第3章 庄司総一『陳夫人』にいたる道―『三田文学』発表の諸作から日中戦争下の文学へ
第4章 西川満「赤嵌記」の台南―国姓爺物語と谷崎文学
第5章 國分直一の壷神巡礼―ハイブリッドな台湾の発見
第6章 新垣宏一と本島人の台南―台湾の二世として台南で文学と向き合う
終章 鳳凰木の花散る街で―植民地の地方都市における文学の孤独
付録 台南に住んで

著者紹介

大東 和重 (オオヒガシ カズシゲ)  
1973年兵庫県生まれ。1996年早稲田大学第一文学部中国文学専修卒業。2005年東京大学大学院総合文化研究科比較文学比較文化コース博士課程修了・博士(学術)。台湾南台科技大学応用日語系専任講師・近畿大学語学教育部准教授・同文芸学部准教授を経て、関西学院大学法学部・言語コミュニケーション文化研究科教授。専門は日中比較文学・台湾文学。『郁達夫と大正文学“自己表現”から“自己実現”の時代へ』(東京大学出版会、2012年、日本比較文学会賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)