• 本

線で読み解く日本の名画

出版社名 幻戯書房
出版年月 2015年7月
ISBNコード 978-4-86488-074-9
4-86488-074-3
税込価格 3,300円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

モノをカタチづくる輪郭線と、画家たちはいかに格闘してきたのか?日本絵画の要諦は線にあり。奈良時代の墨絵から浮世絵、近代画まで、日本絵画の歴史一二〇〇年を新しい視点で読み返す美術案内。

目次

線の辿った道―奈良から鎌倉まで
明兆―ひらひらと舞い踊る線
能阿弥―溶けずに残る平らな線
雪舟―摩訶不思議な無重力の線
雪村―水飴のような粘気のある線
百鬼夜行絵巻―暗闇に跳梁する線
狩野永徳―暴れ廻るような極太の線
長谷川等伯―濃淡を戦わせた線
海北友松―武人の魂が込められた線
岩佐又兵衛―古典を洒落のめす線〔ほか〕

出版社
商品紹介

奈良時代の落書きから浮世絵、近代画まで、美術史1200年を「輪郭線」で捉える日本絵画案内。新しい視点が呈示される。

著者紹介

安村 敏信 (ヤスムラ トシノブ)  
1953年富山県生まれ。東北大学大学院博士課程前期二年の課程(日本美術史)修了。1979年より板橋区立美術館に勤務し、2013年まで同館館長。江戸狩野派の研究と作品の発掘に携わり、ユニークな展覧会を数多く企画。現在、萬美術屋として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)