• 本

歴史をひらく 女性史・ジェンダー史からみる東アジア世界

出版社名 御茶の水書房
出版年月 2015年6月
ISBNコード 978-4-275-02016-1
4-275-02016-2
税込価格 3,080円
頁数・縦 252P 22cm

商品内容

要旨

この本は、2013年11月16、17日に開催した日中韓女性史国際シンポジウム「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像」の諸報告と、2014年3月22日開催の総合女性史学会大会「女性史・ジェンダー史からみる東アジアの歴史像―女性史の新たな可能性を求めて」における諸報告を再構成し、1冊にまとめたものです。

目次

第1部 第1セッション(5〜9世紀)女帝・女王・女性権力者の存在形態と国家(新羅における善徳女王の即位背景と統治性格
女主の世界―6世紀・比丘尼の生涯から
日本古代の女帝と社会
第1セッションの成果と課題
古代東アジアの女帝・女王について―第1セッション・コメント)
第2部 第2セッション(10〜18世紀)家と婚姻、相続(中国「近世」の女性と家
高麗・朝鮮時代の婚姻と相続―朝鮮後期の変化を中心に
日本中世後期の婚姻と家
第2セッションの成果と課題
東アジア伝統社会における家と女性―第2セッション・コメント)
第3部 第3セッション(19〜20世紀)移動と労働(満洲農業移民におけるジェンダー―政策・実態・メディア
女性と強制移住―中央アジアにおける高麗人女性の暮らしと記憶1937‐1953
南洋の移民―中華民国期中国女性の東南アジアへの移動
第3セッションの成果と課題
東アジア近代における女性移民と労働―第3セッション・コメント)

著者紹介

早川 紀代 (ハヤカワ ノリヨ)  
総合女性史学会前代表
秋山 洋子 (アキヤマ ヨウコ)  
駿河台大学経済学部元教授
伊集院 葉子 (イジュウイン ヨウコ)  
川村学園女子大学文学部・専修大学文学部等非常勤講師
井上 和枝 (イノウエ カズエ)  
鹿児島国際大学国際文化学部教授
金子 幸子 (カネコ サチコ)  
名古屋短期大学元教授
宋 連玉 (ソン ヨンオク)  
青山学院大学経営学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)